20数年にわたり、MEMSの最重要技術であるシリコン深掘り技術をはじめとするプロセス技術の開発・事業化に取り組んできた神永 晉が、2012年10月に設立した。事業経営、新規事業開発、企業の買収、合併(M&A)、新製品等の拡大販売、事業推進、市場調査、技術動向調査、等に関する助言、企画、立案および関連業務受諾を主たる事業とする。
住友精密工業の社長を8年間務め、2012年に退任するまでの40年間に、全世界のMEMSプロセス装置市場をダイナミックに席巻してきた。
1995年 |
英国STS社において、ボッシュプロセスによる世界初のシリコン深掘り装置を製品 |
2000年 |
STS社のロンドン市場における上場 |
2009年 | Aviza社の事業を買収、STS社と統合してSPP Process Technology Systems(SPTS)社を設立 |
2011年、MBOを受け入れて、SPTS社が独立した後も、日本市場向けに、住友精密(SPP)とSPTSの合弁会社SPPテクノロジーズ社を設立、現在、Executive Senior Adviserを務める。MEMSデバイス、ワイヤレスセンサネットワークシステム等の事業化にも携わる一方、MEMS以外の分野でも、航空機装備品分野で多くのプロジェクトを推進してきた。国際的にも多くの分野で実績を残し、業務を通じた友人も数多い。6年の在住経験を持つドイツ、4年半に亘ってMEMS事業を立ち上げた英国をはじめとして、米国、フランス、カナダ、シンガポール、台湾等、各国の要人とのネットワークも豊富。これらの知見と経験を踏まえて、学界・産業界に貢献するべく、SKグローバルアドバイザーズ社事業を立ち上げた。
今後は、このMEF2013を機会に、社会への貢献を目指している。
SKグローバルアドバイザーズ社の概要パネル
Sinichi Kato is a freelance writer and editor specializing in MEMS, semiconductor, display, and energy-related technologies. He also conducts various projects in research, event planning and consulting on a broader range of topics such as electronics, city planning, lifestyle, and culture.
From 2008 to 2010, Mr. Kato worked as a staff writer and editor for the Nikkei Microdevices magazine and the Tech-On! online technical media at Nikkei Business Publications. Before joining Nikkei Business, he worked for Electronic Journal, Inc. as a staff writer and editor for Electronic Journal, a publication dedicated to electronics, since 2002. Mr. Kato graduated from Chuo University in Tokyo in 1999 with a BA degree in literature.
加藤 伸一 略歴:
MEMSや半導体、ディスプレイやエネルギー関連デバイスなどの専門誌における経験をもとに、エレクトロニクスから街づくり、衣食を中心とした生活、文化関連まで、幅広い分野で活動するジャーナリスト。産業技術総合研究所 集積マイクロシステム研究グループ広報担当。
2002年~2008年 株式会社電子ジャーナル(Electronic Journal, Inc.)にて、エレクトロニクス専門誌「Electronic Journal」の記者。
2008年~2010年 株式会社日経ビーピー(Nikkei Business Publications, Inc.)にて、電子でバイス専門誌「Nikkei Microdevices」や、技術系webサイト「Tech-On !」の記者。
2010年~ フリーランスのジャーナリストとして、各種調査、イベント企画、コンサルティングなどの領域で活動中。